敵と戦う時間は短い。
自分との戦いこそが
明暗を分ける。
(王貞治)
未来さんからの投稿です。
コメントは以下。
「どんなに強そうにみえる人でも、
自信をなくしたり、プレッシャーに
押しつぶされそうになったり…
自分自身と戦っているんだろうなぁ。」
女子テニスのシャラポワ選手が、
世界ランキング(2005-08-23)にて
初の1位となった。
彼女は、試合中に、
けっこう大きな声を出す。
相手を威嚇するような効果も
あるようだが、彼女の目的は、
精一杯の自分を出せるよう、
自分への挑戦であろうと思う。
相手との試合は、
それまでの練習時間に比べたら、
とても短い時間で終わってしまう。
そして、ちょっと
皮肉なことかもしれないが、
その短い時間の結果が、
自分に対する評価になってしまう。
結局は、敵に
勝たなければいけないのだけれど、
敵と戦うまでの間に、
本当の敵が見えなくならないよう、
自分と戦わなければいけない。
私たちは、
本当の敵を見失いやすい。
そのせいで、
自分との戦いも忘れやすくなる。
いつも、
ちょっとした緊張感を
持ち続ける必要があるんだな。
この言葉を言った王さんのように、
日本のホームラン王ともなれば、
もちろん、チームの中では、
誰にも負けなかっただろう。
だから、敵は、
王さんの攻略に励んでいた
他チームの投手だったと思う。
その敵の懸命さ、努力を忘れて、
自分との戦いも忘れたら、
おそらく、ホームラン記録なんて
出来なかっただろうなぁ…
世界が小さくなってはいけない。
もちろん、最初から、
大き過ぎる目標でもいけない。
でも、1つ達成したら、
また一回り大きな世界、敵を描いて、
自分との戦いを続けること。
それが、自分の本当の成長に
つながると思います。
みんなも、私も、がんばれ?!!
【参考】
人間 王貞治(阿野鉱二)