みなさんは本当の幸せって
何だと思いますか。実は、幸せが
私たちの一番身近にあることを
病気になったおかげで
知ることができました。
それは、地位でも、
名誉でも、お金でもなく
「いま、生きている」
ということなんです。
(がんと闘い13歳で亡くなった猿渡瞳さん)
お二人の方から投稿がありました。
昨晩の24時間テレビとかでも、
おそらく紹介されたのでしょう。
natiさんのコメント。
「私たちが忘れかけている落し物を、
教えられた気がします。」
マヤさんのコメント。
「幸せというのは、いま自分が
ちゃんと生きているということ、
自分を愛してくれる人たちがいることに
気づくことなのだと教えられました。」
命が大切だ、なんてことは、
あまりにも当たり前すぎて、
逆に忘れています。
本当に大切なものであっても、
その存在に危機が訪れない限り、
その価値は思い起こせないのです。
そういう意味では、
一番大切なものではないとしても、
お金の価値もそれに入るでしょう。
そのようなことに気づくためには、
立場が違う人が
大切にしているものを
見つめるのがいいでしょう。
たしかに、その人は、
自分が大切にしているものを
大切にしてはいない。
むしろ、
自分が大切にしていないものを
大切にしている場合が多い。
そういう人の心の思いには、
きっと、自分が
忘れているものがある。
立場が違う人の声、
耳を傾けてみましょう。
【参考】
その日のまえに(重松 清)