すべての人が道は知っている、わずか…

すべての人が道は知っている、
わずかな人だけがその道を歩く。

(英語)
All know the way;
few actually walk it.

(菩提達磨)

人生本とか、ビジネス本でも、
あまりにも当たり前のことしか
書かれていないと、
売れません。人気が出ません。

私もそうですが、
当たり前のことを言われると、
またかよぉ?という感じで、
ウンザリします。

だからといって、
その当たり前のことを
自分が出来ているか、と言えば、
そうとも限りません。

しかし、私たちは、
当たり前のことが出来ていない
にもかかわらず、その先のこと、
もしくは、別のことをして、
物事をうまくいかせようと
するのです。

すると、そういう人間心理を
つかみとって、うまいことを
書いている本が売れます。
人気が出るのです。

真実かどうかよりも、
刺激があるかどうかが、
ポイントになるのです。

ただし、
本が売れているかどうか
とは別のところに、
真実の道が書かれている場合も
少なくありません。

多くの人がすでに知っているのです。
途中でやめたか、
まだやっていないか、
それだけのことだったら、
本当に残念ですね。

私も反省しなくちゃいけません。

【参考】
下流社会 新たな階層集団の出現(三浦展)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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