自分が得意だと思っていることに、…

自分が得意だと
思っていることに、
溺れるな。

物事の「本質」を
鋭く透察する心を持て。

(P・F・ドラッカー)

その洞察力に
納得させられることの多かった、
P・F・ドラッガー氏が、
95歳で亡くなりました。
今日は、彼の言葉の紹介です。

これが出来るから、
これがあるから大丈夫、
なんていう自分の確信は、
自分の弱さとともに、
時代に流される可能性あり。

自分の才能でも何でも、
得意だと思っているものが、
世の中のどこにおいて、
パワーが発揮できるかは、

やはり、物事の本質を
分かっていないと
見えてこない。

自分という人間は、
得意なものだけでは測れない。
性格的な欠点も含めた、
不得意なものとセットで、
測らないといけないと思う。

それが出来ていれば、
生き方のバランスをとって、
自分にも、世の中にも、
溺れることなく、
生きていけるだろう。

考えてみれば、
本質を見つめて生きるというのは、
当然のことながら、
本質でないことに騙されないこと。

自分に騙されるのも、
他人に騙されるのも、
バランスを失ったら、
とても簡単なことなんだよね。
本当に、注意しないと…

【参考】
変革の哲学(ドラッカー名言集)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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