過去は荷物と同じ。ないと旅はできないけど…

過去は荷物と同じ。
ないと旅はできないけど
ありすぎても邪魔になるわ。

抱えれば抱えるほど
自分を重たくしてしまうものだから。

(総理大臣のえる!、あすか正太)

御堂さんからの投稿です。

いつも荷物は少なめの私でも、
考えてみれば、
荷物が何もない旅って、
したことがありませんね。

時おり、荷物には、
おみやげも入っていますし。
それを届けなくちゃ、
旅の意味もないことに…

過去という荷物は、
誰のおみやげになるんでしょうね?

過去の成功も、過去の失敗も、
自分の子供とか、子孫にとっては、
ありがたい「おみやげ」に
なるかもしれません。

とは言っても、
莫大な過去の借金だけは、
歓迎されないでしょうけどね。
なかには、それも乗り越えて、
強くなっていく人もいますが…

忘れちゃいけないのは、
旅の途中で必ず、
荷物の整理をすること。

その時の自分にとって、
抱えすぎるようなことになったら、
誰かに譲るとか、
その場に捨ててこなくちゃいけない。

そういう時は、
船旅が分かりやすいですね。
船が荷物で重くなった時に、
何かを捨てなくちゃいけない。

捨てれば救われるのに、
何かもったいない気がして、
それを離したくなくなる人間。

結局、捨てたい過去を
手離していないのは、
何者でもない自分なんですよ。

そして、自分で
溺れちゃっている…

ああ、思い切って
捨てられる人間で
ありたいです。

(参考)総理大臣のえる! (あすか正太)


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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