仕事と思うな。人生と思え。

仕事と思うな。
人生と思え。

(原田隆史)

原田さんは、
以前にも紹介しましたが、
知る人ぞ知るカリスマ体育教師。

ご本人にとっては
明確な意図があっての
言葉だと思いますが、

学ぶ方の私たちは、
この言葉をいろんなきっかけに
変えられることでしょう。

長い休みが終われば、
仕事や学校が始まります。

ああ、しょうがないなぁ、
と気が重くなる人も
いるでしょうね。
それで、うつになったり、
五月病とかになったりする人も。

そもそも「始まる」という
考え方に、落とし穴がある
のかもしれません。

かと言って、
仕事=人生だけでもないと
思うのです。

人生は、生まれた時に
すでに始まっている。
そして、それには、
その時々の「仕事」が
ついて回っている。

ただ、その仕事に、
お金がついてくるか、
他の何かがついてくるか
の違いだけ。

お金がついてくるから、
こっちの仕事は力を入れて、
お金がついてこないから、
そっちの仕事は適当に…

なんて具合にやっていると、
仕事がつまらなくなる。

それは、時間が経つと、
お金がついてくるから、
イヤでもやらなければいけない、
お金がついてこないから、
何とかして逃げように変わるから。

最初はいいように見えても、
だんだん、人生もつまらなくなる。

こんな仕事、こんな人生じゃあ、
いやだなぁ、いけないなぁ、
と思った時から、
仕事も人生も変わるでしょう。

(参考)大人が変わる生活指導(原田隆史)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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