人間は本当に落ちるところまで落ちると…

人間は本当に落ちるところまで落ちると
もはや、他人の不幸を喜ぶ以外の楽しみは
なくなってしまう。

(ゲーテ)

自分が失敗すると、
他人も失敗しないと、
釣り合いがとれない気がしてくる。

自分が不幸になったら、
他人も不幸にならないと、
世の中が不公平だと思えてくる。

そんなふうに考えるところ、
私にもあるように思えて
なりません。

もちろん、いつもではない。

自分が成功している側、
自分が幸せに思える側にいると
感じる時には、そうじゃないから…

落ちていないっていうこと?

そして、いったん落ちてしまえば、
自分の落ちてしまう意識を
自分の手で止めようとしない限り、
心で考えることも、どんどん落ちちゃう。

やっぱり、上を見ないと。
うらやむという意味でなく、
自分が達せられるレベルと考えて、
上を見るのだ。

自分は落ちても、
意識まで落とすな。

(参考)他人(ひと)の不幸は (古池高尾)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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