森が燃えていました。
ハチドリはくちばしで
水を一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます…
「そんなことやって何になるの?」
「私は、私にできることをしているだけ」
(ハチドリのひとしずく?いま、私にできること、辻 信一 )
真面目すぎて、
あまりにも本気すぎて、
周囲に面倒くさがられる人がいます。
もっとリラックスしてくれたら、
もっと適当にやってくれたら、
そう思われながらも、
決して、その手を抜かない。
すると、周囲はイヤでも、
何かをしなければいけない状況に
追い込まれてしまう。
「お前さえ、休んでくれたら、
俺たちだって楽できるのに…」
そう思われながらも、
なんだかんだ言って、
人を動かして、
何かを達成している人もいる。
もし、その当人が、
自分のやっていることに対して、
どう思われるかを考えたり、
何かを期待し始めたら、
そういうことは成し遂げられない。
「本気は、相手や自分を
苦しめてしまうことも
あるとは思います。」
(最近のほぼ日メールより)
自分をも、誰をも苦しめずに、
何かを成し遂げることって、
出来ないのかもしれない。
どうしても、それを避けたいのなら、
何もしないことを選ぶしかない。
流されるだけ流されればいい。
そうしたら、誰も
傷つけていないようには見える。
本当は、見えるだけなんだけどね。
誰も苦しめたくない、なんて、
きっと無理なお願いなんだよ。
成長する時には、誰でも苦しむ。
虫だって、脱皮の時には苦しんでるはず…