ありがとう、は
よくいえる言葉ですが
ごめんなさいは
なかなかいえないのです。
ぜひ、ごめんなさいの
言える夫婦になってください。
(ほぼ日、結婚式でのスピーチより)
ごめんなさいの言葉を言わずに、
「ゆるしてくれて、ありがとう」
とごまかせる人もいます。
それを見ると、
うまく交わしているなぁ…
と思ってしまいます。
相手の心が広いと決めつけ、
ごめんさないと言わなくても、
ゆるしてくれるのが美徳だ、
と押しつけられたら、
体裁を気にする人は、
それを飲み込んじゃうでしょう。
けれども、
体裁を気にする仲でなく、
素のまんまの感情を
見せ合ってもいい関係では、
やはり「ごめんなさい」が
大切になってきます。
言葉だけで言っても、
しょうがないケースもあれば、
言葉で言うのをごまかせば、
予想以上にこじれて、後々、
かなりの時間がかかる時もある。
口先だけで言われるのは、
誰も好きじゃないけれど、
口で言い合うことが
出来ない人間関係を、
あ・うんの呼吸で通じてるんだ、
なんて、うそぶくのは、
もう時代遅れだと思います。
「黙ってても気持ちは通じるなんて、
全然だめ。はずれ。失格。…迷惑。」
(バッテリー、あさのあつこ)
ごめんなさい、を言うのを、
自分の都合でごまかすのは、
やめなきゃいけませんね。
大切な人には、特に…
私も、気をつけねば。
(参考)金の言いまつがい(ほぼ日)