人をゆるすということは、…

人をゆるすということは、
心の扉を1つ開けるということ。

(映画「私の頭の中の消しゴム」)

誰か一人をゆるせないと、
関係ない人にまで
敵意を抱いてしまう時がある。

敵意は、敵意を生む。

心の扉をどんどん閉じる以外に、
自分を守れない気もしてくる。

自分の心を見つめてみれば、
「ゆるさない」とか
言い放ってはいないけど、
やっぱり、心のどこかで、
ゆるしてない人がいる気がする。

自分のいうことを聞かなかった人、
自分の意見に反対した人、
自分の邪魔をした人…

冷静に考えてみれば、
こっちの勝手で
ゆるしてないだけだったりする。

けれど、それが分かっても、
ゆるせないという感情は消えない。
それは、理屈だけで
消えるもんじゃないから。

そもそも、理屈で消えるもんなら、
そういう感情自体、生まれてない。

だから、ややこしくもある。

いくら諭されても、
いくら仲直りのお膳立てされても、
心の扉は開かない。

そして、残念ながら、
ドアノブは、内側にしか
ないんだろう…

その上、
ゆるす扉を開けない限り、
未来の扉もなかなか
開けないのだ。

(参考)ゆるすということ―もう、過去にはとらわれない(ジェラルド・G. ジャンポルスキー)


置かれた場所で咲きなさい(渡辺 和子)

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