クマンバチは本当は飛べない…

クマンバチは本当は
飛べない物体なんだ。

でも、飛べないことを
知らないから、飛べるんだよ。

(こころがスーッと軽くなる本2、斉藤茂太)

面白い言葉ですね。

航空力学上は
飛べないとされている
クマンバチ。

けれど、ブンブンと
飛んでいる。

これをどう考えるか。

飛べないはずなのに、
飛べるって、
すごいなぁと思うか。

それとも、
人間の科学でも
解明できないことは、
まだまだあるんだな、
と思うか。

いずれにしろ、
常識と考えられることに
挑戦することは、
ムダじゃないってこと。
私は、そう受け止めます。

せっかく治る病気も、
この治療がイヤだ、
あの薬はイヤだ、
そんなこともしたくない、
なんて言いながら、
ジタバタする人がいます。

それでいて、
テレビとか雑誌とか本から
寄せ集めた、自分だけの
妙なオリジナル健康法は
守っている。

いわゆる自分だけの常識は、
信じているという感じ。

他人の常識に縛られるのも
おかしいことだけれど、
自分だけの常識に
すがりつくのも、やはり変。

クマンバチを見たら、
そういうことを
思い出そうと思います。

もう、来年にならないと
見れないか…

(参考)自分の小さな「箱」から脱出する方法(アービンジャー・インスティチュート)


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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