やっかいなのは、
何も知らないことではない。
実際は知らないのに、
知っていると
思い込んでいることだ。
(英語)
What gets us into trouble
is not what we don’t know.
It’s what we know for sure
that just ain’t so.
(マーク・トウェイン)
知らないことは、
なんか恥ずかしい気持ちを
与えることがあります。
時には、怖い気持ちも。
だから、知りたくなる。
知りたくなって探求するのは、
まだマシな方です。
ダメなのは、知る必要がない、
知る価値すらないと決めつけること。
今、自分が知っていることがすべてだ、
と自分を納得させる方法です。
攻めるべきなのに、
守りに入っちゃう…
聖書の言葉とも重なります。
「もし人が、
自分は何か知っていると思うなら、
その人は、
知らなければならないほどの事すら、
まだ知っていない。」
(新約聖書 1コリント8:2)
たとえば、
テレビの前とかにただ座っていて、
何もせずとも入ってきた情報だけを
ありがたがる、もしくは信じるって
知ったことにならないかも、
と思うことがあります。
情報を知りはしたけど、
真実を知ったとは限らない、
そんなことも言える時代に思えます。
どの情報の何が真実かを
真剣に探し求めたわけでない時、
偶然知ったに近いようなことを、
「知っている」と思い込むのは、
あまりにも危険ですよね。