傷つくのが恐いのは
相手より自分の心を
大事にしてるからだって。
わたし、好きになるって
その逆のことかもしれない
って思うんだよ。
(「彼氏彼女の事情」2巻、津田雅美)
自分を傷つけないようにするのも、
他人を傷つけないようにするのも、
紙一重かもしれない。
そんなふうに思います。
傷つけないように、
ということにこだわれば、
きっと無理が出てくる。
傷つけない、傷つかない、
を100%実現するのって
難しいはずなんです。
それをリクエストするのも、
それを約束するのにも、
ちょっと非現実なところがある。
自分を守ろうとすれば、
何にもチャレンジしなくなる。
他人を守ろうとすれば、
必要以上に手を出したり、
代わりにやってしまったりする。
ホントに、それでいいか?
ずっと、それを続ける気か?
たとえ、
恋人や夫婦であっても、
友達や親子であっても、
ずっとは守りきれないのです。
傷つけないことが
好きな証拠とは限らず、
傷つかないことが
大事にされている保証とも言えない。
その点だけで、愛を語ったら、
ズレてきそうですね。
恐がってばかりいちゃ、
ダメなんですね。
(参考)彼氏彼女の事情(津田雅美)