私は生きてるし、
ほとんど何でもやれるのよ。
顔に少しのゆがみが
残ったとしてもそれが何?
(英語)
I am alive and
I can do most everything –
what if a slight tilt remains
to my face?
(ASAHI WEEKLY、アグネス・チャン)
昨年(2006年)12月27日、
唾液腺にできた腫瘍の
摘出手術をしたアグネスさん。
手術は成功、腫瘍は良性でしたが、
唾液腺という場所ゆえに、
右の耳あたりの感覚が
まだ戻っていないそうで、
自然な表情のむずかしさを
実感しているそうです。
私たちは誰しも、
他人の生きづらさを
代わってあげることは
できません。
たとえ、親子であっても、
好きな者同士であっても…
自分の生きづらさには、
自分で立ち向かっていくしかない。
誰かに甘えたくなって、
グチを言ったとしても、
もし、その相手が
同情してくれない人であれば、
かえって傷つくばかり。
「そんなのは、誰もが通る道よ。」
「あなただけが大変なんじゃない。」
「甘えてんじゃないわよ。」
そんなことを言われてたら
かえって落ち込むことでしょう。
期待した方が損です。
自分の生きづらさは、
自分への「贈り物」だと
自分で気づかなくちゃいけない。
その気づきは、
他人からの同情よりも、
生きる力になるのだ。