あらためて、
つくづく、思うものだ。
ピンチも、チャンスも、
さらには平凡も含めて、
数多く出会うということしか、
上手になる道はないよな。
(ほぼ日、糸井重里)
出来れば、
戦うものすべてに
勝ちたいと思います。
出来れば、
経験するものすべてで
いい思い出を作りたいです。
さらに出来れば、
人生のすべての時間で
ずっと幸せを…
けれど、私も
分かってきました。
勝ちたいなら、
負けから学ばなくちゃいけない。
学ぶことがまったくなくなるまで、
負け続けなくちゃいけないって。
勝ってしまうと、
その中で大きなミスがあったとしても、
すべてよしで済ましてしまうのが人間。
そうすると、また負けて、
また学ばせられる。そのくり返し。
だから、学ぶことがなくなるまで学ぶ。
いい思い出をつくりたいなら、
たくさんのよくない経験の中に、
いい思い出を見つけなくちゃいけない。
そういう訓練のために、
よくない経験がたくさんあるんだ。
幸せが分かるためには、
たくさんの不幸の味が
分からなくちゃいけない。
汗とか、涙の味も…
賢い人は、
他人の汗とか涙を見て、
たくさんのことを学べる。
でも、だいたいは、
そういう洞察力がないから、
自分の汗と涙でやっと
学ぶことが出来るレベル。
そうなると、結局は、
場数を踏まなきゃいけない。
効率が悪いのはイヤだけれど、
自分が選んでいるんだよね。