「ひと」と同じなら…

「ひと」と同じなら
幸せですか?

(時間屋、日高万里)

同じだから安心感、
違うから優越感、
あるいは劣等感…

同じことが
それほども大切な世界では、
同じことが実は苦しみにもなる。

大切だったら、人を
幸せにしてくれそうなものだけど、
与えてくれるのは、
一時の安心感だけ。

ホントに、少しの間だけ。

あとは、
何かが誰かが
変わることによって、
「同じ」も変わるから、
それに付いていくか、
付いていかないか、
付いていくべきか否かで
みんなが振り回される。

そして、
少しでも遅れると、
幸せでないような気分に
させられてしまう。

だったら、
「同じ」ことなんて
捨てちゃえばいい。
気にしないことに
決めちゃえばいい。

「同じ」という派閥から
離れようとするのは、
最初はキツイ経験かもしれない。
それも、けっこう大変な…

けれど、
しばらくすれば、
何ともなくなる。

なんで、あんなに、
「同じ」にこだわっていたんだろう…
とさえ思えてくる。

幸せは「同じ」からは生まれない。
それどころか、かえって、
誰かとの「違い」から生まれる。

そういうものだと思う。

(参考)時間屋(日高万里)


置かれた場所で咲きなさい(渡辺 和子)

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