高い所へ登った人ほど、…

高い所へ登った人ほど、
落ちた時には大怪我か即死です。

低い所にしか登れなかった人は
落ちてもせいぜい軽いカスリ傷か
怪我くらいですむのです。

(ああ正負の法則、美輪明宏)

ものすごく眺めがよくて、
あまり高くない山なんていうのは、
めったにない。

安全で、楽に登れる山は、
だいたいがそんなに高くない。
眺めも、きっとそれなり…

みんなが進んでいかない山奥には、
まだ誰にも見つけられて
いない山菜などがあるかもしれない。
けれど、遭難の怖れもある。

誰でも行けるような山麓なら、
ほとんど何も見つからないだろう。

何を見つけたいか、
何を探したいかで
目指すところは違ってくる。

私もそんな風潮に流されてるところも
ありそうな気がするけど、
珍しいとか、刺激的だとか、
そういうものを必ず、
みんながみんなで求める必要もない。

みんなが高い山に登って、
危険を冒すのが理想でもない。

みんなが公務員になって、
安定した給料を得ようとするのも
理想ではない。

理想が高いのがいい、
理想が低いのがダメ、
という物差しだけに頼らないで、
いろんな見方で、
物事の変化を分かっていくのも悪くない。

とすれば、
いい親から生まれるのが良くて、
悪い親から生まれるのが悪いともならないし、

いい先生(上司)がいれば幸せで、
悪い先生(上司)がいれば
不幸だともならないだろう。

人生どう転がっても、
いろんなことにつなげられるのだ。

(参考)ああ正負の法則 (美輪 明宏)


人生の短さについて(セネカ)

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