夢があるってことは
それだけで
君の財産なんだよ
うまくいっても いかなくても
それは いつかきっと
君たちを 成長させるから
(紅色HERO 7巻、高梨 みつば)
みきさんからの投稿です。
財産っていうものは、
価値があれば、交換したり、
売ったりすることが出来ます。
さすがに、
「夢」という財産は、
他人には売れませんけれど、
自分の中では、
いろんな財産と交換している
かもしれません。
もし、お金が欲しい、
という夢があったとしたら、
「お金」という財産が手にはいると、
「夢」という財産を手放すでしょう。
心の中では、いつも、
そんなことをしている。
ある財産に恵まれると、
自然と、心は
他の財産から離れてしまう。
世の中には、マイナスの財産
というものもあるから、たとえば、
「悩み」という財産に心が奪われると、
目の前のささやかな「幸せ」とか、
未来への「希望」とか、
自分の才能への「自信」とか、
そういう財産を見失うこともある。
だから、せっかく
心に入ってきた「夢」についても、
可能性があるかどうかは別にして、
財産として大切にした方がいい。
何かに交換する機会が訪れたら、
ホントにそうしていいか、
考えることも必要かもしれない。
あとで後悔する「財産」を手に入れたら、
その時の「夢」は帰ってきませんから。
年を重ねても、お金ばかりでなく、
夢の財産も持っていたいものです。
(参考)紅色HERO (高梨 みつば)