傷つき易い人に合わせてゆくのが…

傷つき易い人に合わせてゆくのが
やさしさだとは到底思えない

(働きマン 2巻、安野モヨコ)

以前のコラムに書いたけど、
誰彼となく
「自分は傷ついた」
「自分だけが一番傷ついた」
と訴えて、騒いでいる人間ほど、

知らず知らずのうちに、
いろんな人を傷つけていたりする。

自分のちょっとした傷には、
チョー敏感で、
他人に与えた重傷には、
知らんぷり…

もちろん、傷つき易い人のすべてが
そんな感じじゃないとは思うけれど、

自称・傷つき易い人に、
世の中の人みんなが
振りまわされるとしたら、
ルールまでもねじ曲げられそう。

そもそも、
傷つき易い人っていうのは、
誰が認定しているのか。

自分が認定するだけでいいなら、
私も「傷つき易い人」になれる。

でも、私はそんな認定はしない。
どんな「お得」があるのか。

優しくしてもらえる?
誰かが代わりに傷ついてくれる?
ツッコミ、責任追及がなくなる?

そんな人生でいいのかなぁ、
それを与えようとしていいのかなぁ…

(参考)働きマン(安野モヨコ)


置かれた場所で咲きなさい(渡辺 和子)

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