神様が与えたもので…

神様が与えたもので
足りないものはなく、

神様が与えなかったもので、
どうしても欲しがらなければ
いけないほどのものは何もない。

(作者不詳)

人間には、鳥のような翼はないけれど、
鳥なんかがかなわないほどのスピードで
世界中を飛び回るものを作り上げた。

人間の目は、
目に見えるものしか見えないけれど、
妊娠した女性の胎児を映し出す技術がある。

人間が口で語ったり、書いたりする言葉は、
すぐ近くにいる人ばかりでなく、
目に留めてくれる世界中の人々に
届く可能性さえ出てきている。

きっと、いつも、
ヒントは近くにあるのでしょう。

今知っていること、
今考えていること、
今やっていることに、
欲しいもののヒントがある。

けれど、たいていの場合は、
一生懸命に遠くを探していて、
すぐ近くにある良いものの
存在を感じていない。

「人間って、
 足りなければ足りないことに悩んで、
 あればあるで、
 失ったらどうしようって悩むんだよ。」
 (邪魔、奥田英朗)

そうなんですよね。

与えられているものに、
良いものがあるのに気づく前に、
他の人に目が行ってしまう。

自分が積み重ねてきたことでさえも、
他人のモノサシに負けて、
崩してしまったりする。

よくよく探せば見つかるものも、
人目を気にして、
一生懸命に探すのを
あきらめていたりもする。

ウロチョロ、ウロチョロ…
他のところを探している。

飛びたい、飛びたいと思って、
翼を生やす方法ばかり考えていたら、
人間は、今なお、飛ぶものを
思いつくことなどなかっただろうな。

(参考)最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術(泉 正人)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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