道というものは、みな、…

道というものは、みな、
ひとのいるところへ、
通じているものなのです。

(星の王子さま、サン=テグジュペリ)

誰かがつくった道を進めば、
その誰かに行き着く。

自分がつくった道は、
自分の新しい場所に行き着く。

だから、同じ道をウロチョロ
しているだけの人でない限り、
自分の道も含めて、
たくさんの道に出会うはず。

なかには、つくり始めた本人が、
自分に合わないからと投げ捨てて、
中途半端になっている道がある。

中途半端だからって、
見過ごしてしまわないで、
よくよく眺めてみれば、
自分には合っていることもある。

逆に、ひたすら
突き進んではみたが、
自分に合わないゆえに、
投げ捨ててしまう道もあるだろう。

ホントに、道はいろいろある。

行き先は似ていても、
微妙に違う道。

行き先は違っていても、
形状が似ている道。

遠回りの道、近道。
楽そうで、キツイ道。
キツそうに見えて、楽な道。
安全な道、危険な道…

どの道も、人に通じている。

どんな人に通じる道か、
楽しみながら進めたら、
道を究められるかもしれない。

(参考)
星の王子さま(サン=テグジュペリ)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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