自分に(少しは)自信のあること、
自分に(少しは)自信のあるやり方で
子どもと接する、そのほうが、
子どもも自分自身に対して
自信を持てるようになっていく
のではないでしょうか。
(「天才」の育て方、五嶋節)
トリノ・オリンピックで、
荒川静香選手が金メダルを獲れば、
スケートを習わせる親が増える。
宮里藍選手、ハニカミ王子が
国内外で活躍し始めれば、
ゴルフ場にいっしょに通う親がチラホラ。
芸能界でも、音楽界でも、
活躍する子どもたちが出てくれば、
刺激される親も少なくない。
子どもの未来を思って、
子どもの将来の収入源を思って、
親たちはブームをつくっていく。
そして、それから
数ヶ月、1年と経っていくにつれて、
続けている人は限られてくる。
そのことに対して、
親自身が経験あったかないかに
かかわらず、
そのことに対して、
親自身もちゃんと勉強して
自信をもって助言できたか。
そういうことが大切なんだと思う。
もちろん、
経験のあることなら、
なおさらいいけれど、
親自身の経験したこととか、
親の特技や趣味に対して、
子どもが興味をもつとは限らない。
従順な幼児の頃から、
仕込んでいくのであれば、
話は別だが…
自信をもたせようとするなら、
自分も自信をもてるように
ならなくちゃいけない。
これは、とっても大切なこと。
(参考)「天才」の育て方 (五嶋 節)