人生はきっと誰かに…

人生はきっと誰かに
バトンを渡すためにあるんだ。

今日の私の一日が
別の人の次の一日に繋がる。

(ラッシュライフ、伊坂幸太郎)

インターネット上に、
不幸の手紙やチェーンメールのように
相手を束縛してしまう「バトン」
なんていうものがあるので、

バトンという言葉に、
いい気持ちをあまり感じない人も
いるかもしれません。

望みもしないのに、
勝手に渡されてしまったバトン
みたいなもので。

はい、どうぞ、
と押しつけられたバトンは、

生かされていることに感謝しろ!、
と恩着せがましく言われてるのと、
ちょっと似ていますね。

でも、バトンを渡されたことが、
ありがたいことで、
そのバトンを渡し続けて、
何かしら大きなものを
つくっていこうとするつながりを
自分から感じ始めた時には、きっと、
大きな充実感に満たされることだろう。

その大きなものっていうのが、
いつ完成するかは分からない。
もしかしたら、
完成しないかもしれない。

それでも、つなげあって
がんばっている一人になるのは、
悪くない気分だと思います。

そう考えると、
わたしも、何かのバトンを
持っている気がしてきます。

(参考)ラッシュライフ(伊坂 幸太郎)


人生の短さについて(セネカ)

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