見ようとする気持ちさえあれば、…

見ようとする気持ちさえあれば、
身の回りには
ごほうびが溢れているのだ。

(自分へのごほうび、住吉美紀)

自分へのごほうびに、
スイーツやおいしいものを食べたり、
欲しいブランドものを買ったり、
旅行に行ったり、浴びるほど飲んだり…

お金を使ってのごほうび手段は、
きっと、たくさんあるだろうけど、
身の回りに溢れているごほうびに
気づいていないとしたら、
たしかに、もったいない。

わたしが思いつくのは、
やっぱり、人間関係だな。
(お金がないからかもしれないけど…笑)

自分を生んだ親とか家族の人間関係は、
どうがんばっても変えようがない。
好きになれないとか、面倒くさいとか、
イヤだとか、そういう感情を抱いたとしても、
そこの人間関係は、どうしようもない。

運よく、ごほうびになっていれば、
それはそれで幸せなことだろう。

一方、自分がつくった人間関係は、
友だちでも、恋人でも、伴侶でも、
自分に生まれた子供でも、

自分次第で、なんとか、
自分の「ごほうび」にできる関係に
育てられるんじゃないか、と思う。

そして、そういう人間関係が、
身の回りにあるだけで、
ごほうびが実感できるとしたら、
たいていのことは、ガマンできる。

むやみやたらと、
いろんなものを欲しがる必要も
ないかもしれない。
そんなふうに感じます。

ごほうびが欲しくなるのは、
ごほうびをくれる人がいないか、
自分の回りをごほうびにしていないか、
そのいずれかでしょう。

人間は、
たいしたことのないものでも、
タイミングがよければ、
嬉しいもんですから、
そのごほうびを
見つけるか、つくるか、
やってみるしかないですね。

(参考) 自分へのごほうび(住吉美紀)

No.2804


こころの処方箋(河合 隼雄)

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