人生にはごくたまに、
自分がいつまでも
永遠に生きられると
確信できる瞬間が訪れる。
(秘密の花園、バーネット)
芸能人やタレントの人が、
心や体の健康のために、
断食をするっていうことを
テレビや雑誌などで話す機会が
多くなったように感じます。
食べ物はとらないけど、
水分だけはとるという方法。
本当に何も飲食しない方法。
運動などと掛け合わせる方法。
いろいろあるようです。
実は、わたしも、
月に一度、断食をします。
わたしの場合は、
週末に、昼ごはんを食べて、
翌日の昼ごはんを食べるまで、
飲食を一切しないという方法です。
(まるまる2食を抜く)
人が生きる、死ぬというのは、
体に生きるためのエネルギーを
摂取するか否かと密接な関係がある
と思いますから、
摂取しなくても
生きていかれるというのは、
ある意味、永遠に近づくこと
かもしれません。
だから、断食の時に
見えてくるものもある。
最初、食わなければ生きていけない時間から、
食わなくても生きていける時間になるまでは、
ちょっとのガマンが必要です。
まず、夕ごはん時になると、
食べたい気持ちが湧いてきます。
しかし、
夢中になりそうな本を読んで、
その時間をやり過ごすと、
食べなくても生きていける時間は、
意外にもカンタンに手に入るもので、
聖書の言葉ではないですが、
「人はパンだけで生きるものではなく、
神の口から出る一つ一つの言葉で
生きるものである」
(新約聖書、マタイ4:4)
に似た心境が分かる気もしてきます。
永遠に生きられる心境になると、
ガツガツと
飲み食いする必要がないばかりか、
捨てられる思いが、
いろいろと見えてくるのです。
断食は、いい経験です。
(参考)秘密の花園(バーネット)
No.2862