これからの時代、もはや
「モノ」に頼って幸せになろう
という考え方は古いのです。
幸せになりたい、
運気を上げたいと思うなら、
あなた自身が「幸せの種まき」を
していくことが何よりも大切なのです。
幸せは、種をまいた分だけ
自分のもとに返ってくるのです。
(雑誌「anan」、江原啓之)
これを買ったから、
これを手に入れたから、
きっと大丈夫。
たしかに古い。
けれど、
こういうモノに
だまされる人は、
今なお、少なくない。
精神科医さんがこう言っています。
「ふだんから強い自我や信念を
持って生きている人ほど、
その信念が揺らいだときに、
新たに与えられる強い思想に
飛びつこうとするものなのです。」
(本当にやりたいこと!を見つける33の方法、香山リカ)
これまで一生懸命にやってきた、
自分のことにふと自信がなくなる。
それは、誰にもあることです。
ちょっと認めたくない現実もあれば、
今すぐにでも、その場所から
逃れさせてくれるようなものを
探そうとするはず。
もしかしたら、それは、
モノに限ったことじゃないかもしれない。
この人に会ったらいい、
あそこに行ったらいい、
毎日、こういうことをしたらいい…
ほんのちょっとでも、
苦しい現実を忘れさせて、
なにかしら安心感を与えてくれるものに、
頼りたくなっても不思議ではありません。
モノも、人も、行為も、
幸せを保証してくれるとは限りません。
結局のところ、
自分が思ったことをやってみて、
ダメだったらやり直してみる。
そのくり返しで成長して、
少しずつ見えてくるしかないのです。
今すぐ解放されようとか、
今すぐ完璧な成功とか幸せを
手に入れようとすると、
罠にハマってしまいます。
(参考)ことたま(江原啓之)
No.2867