世の中は決して公平じゃないし、…

世の中は決して公平じゃないし、
努力やまじめさで乗り切れること
ばかりじゃない。
だけど、やるしかない。

(温室デイズ、瀬尾まいこ)

世の中が公平になるまで、
自分のことをちゃんと
評価してくれる環境が見つかるまで、
わたしはガンバラナイ!

なんて決心をしてしまったら、
きっと、一生、がんばれないと思う。

実際、世の中が公平になったら、
がんばる必要があるかどうかさえ
怪しいもんです。

テストでは、
カンニングする人が
いるかもしれない。

実力じゃなく、
コネで世の中を
渡っていく人もいるだろう。

才能はなくても、
美貌でチヤホヤされる人、
お金でなんとかできる人、
大きな態度で突き進む人…

いろんな人が優遇されてしまう。

それを不公平と呼ぶのか。

はたまた、
そういうことがあるのは、
当たり前の世の中だと踏まえて、
自分のがんばれることを
がんばるのか。

娘たちの卓球の大会では、
子どもたち同士で審判をすることが
あるので、こう言い聞かせている。

“誤審があるのは当たり前。
そのなかで、どうがんばるかに
集中できなくちゃいけない。
1つの誤審にこだわって、
自分の力を出せなくなる方が、
誤審よりも、もったいない。”

実際、誤審で損することもあれば、
誤審で得するようなこともある。

だから、
不公平と分かっていても、
今できることに集中する。
それが未来で生きてくる。

(参考)温室デイズ(瀬尾まいこ)

No.2869


道は開ける(ディール・カーネギー)

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