でっかいことするとか
目立つとかいうのが個性じゃない。
ちょっとしたことや考え方に、
ほんとうの「あなたらしさ」
っていうのがあるはずなんですよね。
(おしゃべりな放課後、香山リカ・正本ノン)
でっかいこと、
目立つことをしようと思えば、
もう悪いことしか残っていない、
と思う人がいるかもしれない。
そう考えれば、個性を、
ホントにホントに、
オンリーワンと絞るのは、
むずかしい気もします。
もしかしたら、
個性の似ている人が、世の中には、
たくさんいるかもしれない。
もちろん、似てはいても、
ちょこっとは違う。
それが、でっかい違いでも、
大きく目立つ違いでもない。
たいていは、
ちょっとの違いと、
ちょっとの違いの、
いろんな組み合わせが、
個性となってくるんじゃないかなぁ。
今すぐに、
大きな違いが生み出せない、
目立つことができないからと言って、
やる気をなくすことはないと思う。
わたし自身について言うと、
ちょっと好奇心旺盛で、
ちょっと変わったことを考えれて、
ちょっとPCやネットのことが分かって、
ちょっとした専門分野があって、
ちょっと本を読むのが速くて、
人よりはちょっと奥さんや子どもが好きで、
ちょっと料理や家事もできて、
ちょっと卓球ができて、…
みたいな組み合わせが個性のように思う。
みなさんも、
でかいことや目立つことばかりに
心が奪われないよう、
ちょっとの違いの組み合わせを
人生で楽しみましょう。
No.2871