人間の行動と価値とは
同じものではない。
(1分間マネジャー、K・ブランチャード)
言っていること、
やっていることっていうのは、
現実に見たり聞いたりすることだから、
インパクトが強い。
そして、人は、
そういうところで、
人となりを判断しやすい。
もちろん、
そういうことを分かっていて、
みんながみんな、
自分の言動や行動に
気をつけられればいいのですが、
そういう人ばかりじゃない。
となると、
そういうことを
アタマの片隅において
人というものを見なくちゃいけない。
人の行動と、人の価値は違う。
事実かもしれないけれど、
実際は難しい理解だと思います。
結果が大切にされる社会では、
やろうとしていた思いとか、
つもりだったという言葉は、
かえってマイナスなイメージにしかならない。
やろうと思っていたら、
やればいいだろ、
つもりだったら、
結果を出せとなる。
当然、言い訳として、
そういう言葉を使う人もいるから、
その区別は、なかなか難しい。
世の中には、2つの世界が混在する。
本当の価値を見つめようとしてくれるところと、
行動とか結果しか見ようとしないところと。
どっちが本当で、
どっちがウソとは言えない。
それら2つがあるのが現実でしょう。
No.3029