笑っても何もかわらない。…

笑っても何もかわらない。
孤独も貧困も戦争も困難も、
現実の中に生々しくある。
笑いでそれを消し去ることはできない。

でも、腹の底から
笑うことができたのなら、
人は現実から逃げないで
いられるかもしれない。
戦うことができるのかもしれない。
負けないでいたい。

(The MANZAI5、あさのあつこ)

何も変わらなくても、
笑いは、力を与えてくれる。

目の前の現実を、
違ったモノサシで見るとか、
もっといい解決方法を見つけるとか。
それだけでも、救われる。

だから、ユーモアのセンスは、
いろんな助けになる。

自分が、あるいは近くに、
そういうユーモアのセンスがあれば、
かなり重宝するだろう。

ある意味、
自分のやっていること、
考えていることが、
「バッカじゃないの?」
と思えないと、
開けない道もあるだろうから。

どうあがいても、
どうがんばっても、
状況は、何も
変わらないことだらけ
かもしれない。

けれど、
見えない心の部分で、
開けるものがあれば、
同じ状況にも、
心の中だけでは、
負けることがない。

心の中で負けないなら、
まだまだ変われる。

変わることを怖がってしまえば、
何も出来なくなる。
あきらめばかりが先に来てしまう。

結果がどうあれ、
変わることをやめない習慣を、
笑いは生んでくれるのかもしれません。

(参考)The MANZAI5(あさのあつこ)

No.3065


人生の短さについて(セネカ)

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