…しあわせにくらしていれば、…

だれだって、
心のなかに弱いところや
いやな部分をもっています。

しあわせにくらしていれば、
一生、心のおくそこに
ねむっていたはずの、
はげしいにくしみや感情。

ゆっくりしか歩けないのなら、
ゆっくり歩けばいい。
もう自分をかざるのはよそう。
弱いところは弱いところとして
見せていこう。
それは、みじめでもなんでもない。

(平和の芽、横山秀夫)

私たちは、
自分の感情に支配される。

そのときどきの感情で、
ゆっくりしか歩けなかったり、
ものすごく走れるようになったり。

感情が、心ばかりか、
カラダまでも動かしているから、
そうなってしまう。

その感情が
気に入らないからといって隠し始めれば、
うまくいくかといえば、とたんに、
動きがさらに鈍くなったりもする。

何事もなく暮らせている時には、
もたげてこない感情にこそ、
本当の自分が見えてくる。

自分って、
本当はこんなヤツなんだ、
って卑下するんじゃなくて、

そんな感情をもっている、
個性を面白がった方がいい。

イヤなヤツなら、
それはそれでいい。
他人のイヤなところを
理解できる材料になるだろう。

弱いヤツなら、
それもまたいい。
他人の弱さもわかってくるはず。

普段は見えてこない感情こそ、
自分の個性。本当の自分に
出会えたことに感謝。
それが一番いいと思う。

(参考)平和の芽(横山秀夫)

No.3084


こころの処方箋(河合 隼雄)

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