発想のもとは、個性である。…

発想のもとは、個性である。
それ自体がおもしろかったり、
おもしろくなかったりするのではなく、

それが結びつける知識・事象から
生まれるものがおもしろかったり、
おもしろくなかったりするのである。

(思考の整理学、外山滋比古)

同じ言葉でも、
その人が言うから、
おもしろいと思えるものがある。

声のトーン、
絶妙な「間」、
話すスピード、
タイミング、などなど。

計算されたものか
どうかに関わらず、
その人の個性となっているものは、
その人らしさが出てきて、
つまらなさも含めて、
なんか面白かったりする。

つまらない、
と思える他人の発想も、
別の人が着眼して、
面白いものに変わったりする。

そんなこと、
2年前に私が考えていたよ、
みたいなことを
私も思ったりするけれど、

同じアイデアで、
ヒットを飛ばせる人には、
私にはない個性があって、
それがうまく絡み合って、
もっと面白くなっている、
と認めざるを得ない時がある。

アイデアだけでは、
成功はできない。

いいと思える、
そのアイデアを、
他の何と結びつけるか、
っていうところが、
本当に面白くなるかどうかの
瀬戸際だ、と言えるんでしょうね。

(参考)思考の整理学(外山滋比古)

No.3098


人生の短さについて(セネカ)

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