禁止事項を多くすれば、…

禁止事項を多くすれば、
人間は自然に自分で
何をしたらいいのか考える。

(産経新聞、曽野綾子)

いやですね、この言葉。
禁止事項が増やされるのは、
たまらないですよ。

あれもダメ、これもダメ、
それもダメ、次々と、
そんなダメなことばかりになったら、
自由がなくなる。

ああ、窮屈です。

でも、でもですね、
自由だ、自由だ、
と何事も許していると、
人間の頭は働かなくなる、
というのもまた事実でしょう。

自由じゃないところ、
不自由さ、窮屈さを
感じたときに、

ん?、息苦しい、
なんか、いやだな、
と思いながら、

水の中から
顔を出すように、
本能的に、
人は考えるようになる。
そう思います。

だから、
子供を育てるときに、
禁止事項がないのは
何のためにもならないでしょう。

自由の意味も分からず、
工夫する頭も働かず、
そのせいで、
どんどん不自由になっていく。

気づいた時には、
好き勝手やったおかげで、
自分を追い詰めるものばかり
多くなっている、なんてことも。

(参考)貧困の僻地(曽野綾子)

No.3113


こころの処方箋(河合 隼雄)

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