難題の”無い”人生は…

難題の”無い”人生は”無難”な人生。
難題の”有る”人生は”有り難い”人生。

(筆談ホステス、斉藤里恵)

斉藤里恵さんは病気の影響で
1歳10カ月で聴力を完全に失いました。

ハンディをものともせずに
成長する里恵さんですが、
いいこと悪いこと、
いろいろな経験をしたようです。

彼女が見つけた天職がホステスの仕事。
他のホステスのように
上手には接客ができないので、
ペンとメモ帳を駆使する『筆談』の
コミュニケーションが話題になっていきます。

なるほど、
書いている経験が多いと、
言葉も深くなっていきます。

私も、それを実感することが多々。

いい言葉ねっと、メルマガを始めて、
8年が経ちます。

我ながら、いいことを書けたな、
と自画自賛する日もあれば、
心にもないことを書いて、
歯が浮くような気分になることもある。

読んでいる皆さんの評価は、
どうなんだろうか、
と気になることもしばしば…

それとは別に、コラムも含め
毎日何かしら書くことがあるというのは、
毎日何らかの「難」に会っている証拠。

書くことがないという「難」も
時にはありますが、
難が有るだけに、有り難いとは、
まったく、その通りだと感じます。

思うように進まないのが人生。
思ったように進んでも、
しばらくすれば、別の「難」が
迫ってくるのが人生。

難が有って、それがいい。
そう思えるようになりたいもんです。

もちろん、まだまだですが…

(参考)筆談ホステス(斉藤里恵)

No.3129


こころの処方箋(河合 隼雄)

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