だれだって経験するから、
傷つかないわけじゃないぜ。
育った環境も性格も違うんだから、
経験が似てても、
受ける傷の度合いは違うはずだろ。
(包帯クラブ、天童荒太)
ありふれた経験で、泣いていたり、
深く傷ついていたりする人を見ると、
弱すぎるなぁ、と思うことがあります。
きっと、それは、
自分が同じような傷を
うけたときに、
じっくり泣けなかったとか、
悲しんでいる暇がなかったとか、
まわりの人に同情してもらえなかったとか、
そういう経験があったかもしれない。
だから、
人それぞれ違う、
っていうところに考えが及ばない。
感性とか、育った環境も違うから、
本当は、ちょっとは理解してあげた方が
いいんでしょうけどね。
ただ、一度共感してあげたら、
ちょっとしたことでもしつこく、
同情を求められるようになると、
面倒くさく感じてしまうことでしょう。
なんでもかんでも、
みんなに共感されたい、
同情されたい、
という面倒くさい人には、
対応を考える必要ありですね。
面倒くさがられない、
傷のつき方っていうのが
あれば一番いいんでしょうけど。
それは、それで難しそう…
理解することも、
理解されることも、
そういうことなんでしょう。
(参考)包帯クラブ(天童荒太)
No.3373