鈍感と敏感が1対1でぶつかったら、…

鈍感と敏感が1対1でぶつかったら、
様々な局面で敏感の負けだと思う。
普通の人にとっての震度3は、
敏感な人にとっては震度6である。

喧嘩をしたって神経が
擦り切れるのは敏感な方だし、
日常生活だって気にしないもの勝ちだ。
気になることがあれこれあってエネルギーが拡散し、
本当に集中して取り組みたいことに
注ぎ込めない敏感さんを何人も知っている。

(OCNエッセイ「まみむメモ」、ミムラ)

「どちらさまですか?」

こう尋ねられると、
ガッカリしてしまうことがある。

同じ人から、それが、
2度、3度と続くと、
もう、立ち直れない…

別に、相手が、
とてつもない有名人だと
いうわけでもない。

子どもの行事とかで、
何度も顔を合わせたりして、
「ああ、この人の親なんだな」
と、こっちは思っていて、

きっと、相手の方も、
わたしが誰の親か分かってるだろう、
と思っているから、ふと話しかける。

で、

「どちらさまでしたっけ?」

と返ってくる。

気遣ったつもりだけに、
その鈍感さにはガッカリする。

知っている振りでもしながら、
話に付き合ってもらえれば、
そのうち、分かってくるだろうに。

そうでなくても、
長話になるわけじゃないだろうから、
話が終わった後に、
自分の知人に聞いてもらえれば、
分かったかもしれないのに。

損した気分になるのは、
ちゃんと覚えていた方の自分。

鈍感な人には、かなわない。
これは、いろんな場面で
言えることでしょうね。

敏感な人よ、いい加減にがんばろう。

(参考)ミムラの絵本日和

No.3588


こころの処方箋(河合 隼雄)

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