独創性こそ、独創性でない人々には…

独創性こそ、
独創性でない人々には
正にその効用を
感知することのできない
一事なのである。

(θは遊んでくれたよ、森博嗣)

ユニークなことは、
ちょっと変わっている、
ということで面白がられます。

しかし、
あまりにも変わっていると、
変に思われてしまいます。

本当に独創的なものになると、
なかなか、理解されるのは難しい、
というのが現実だと思います。

だから、自分に
分からないことは、
すべて否定しまえば、
とても簡単です。

自分とは違う方法で
成功した人々について、
「運が良かった」
と言ってすませてしまえば、
気が楽です。

独創的とは言っても、
その時点では分からないだけで、
あとになれば、
なんとなく、何が独創的なのか、
っていうのも見えてくる。

もちろん、すべてに、
理由があるとは
限りませんが、

独創性とか、
新たな事柄については、
今分からないことが多いのは事実。

そういうものを、
誰よりも早く見つけてしまう人は、

天才と呼ばれるか、
狂っていると言われるかのどちらか。

独創的なもの、
ユニークなものを考え出そう、
とするときには、
そんな発想と覚悟が必要なのでしょう。

(参考)θは遊んでくれたよ(森博嗣)

No.3610


人生の短さについて(セネカ)

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