情報が入りやすくなった分、…

最近の世の中は
情報が入りやすくなった分、
自分の限界点を
決めてしまいがちで、
夢を見ることも
大変になった気がします。

情報も大事ですが、
「本当に探しているものは
 自分の中にある」

(asahiサイト「どらく」、TUBE 前田宣輝)

世の中に
出回っている情報が
すべて正しいとは限らない。

けれども、
総枠としてなんとなく、
こんなことなんだなぁ、
くらいの理解だとしても、
けっこうなことが知れる世の中。

わたしは、
戦争というものを
経験していないけれど、

もしも、
アメリカに宣戦布告した日本が、
もっと色んな情報を持っていたら、
また違った判断をしたかもなぁ、
という気がする。

相手のあることについては、
ちゃんと情報を仕入れた方がいい。

自分の能力については、
今ある情報だけでは
計り知れない部分もあるから、
あきらめる前に、
やれるだけのことをやった方がいい。

要は、このバランスだと思います。

ところで、話はそれますが、
戦後は終わったというけれど、
わたしは、世の中の力関係、
情報を見ていると、なんとなく、
まだ「戦後」じゃないかなぁ、
という気がする。

というのは、
近代の戦争は、
どんな武器を使えるかで、
その優劣が激しい。

それは、
最終的な武器というのが、
地球全体を何度も
滅ぼしてしまうくらいの威力が
あるものだろうから(想像…)、

そんなものを使う前の戦い、
つまり、ここ最近での負けが、
最終的な負けを意味するように思う。

だから、
近代において負ける、
ということは、ある意味、
永遠の敗戦と言えるかもしれない。

となると、
アメリカや国際社会に対して、
無理に「強い」立場になろうとしても、
それは、かなわないことなのかも。

日本人が探すべき夢は、
立場が強くなるような手段じゃなく、
日本人固有の能力が活かせる世界を、
舞台裏で創りあげていくことのように感じます。

(参考)Surprise! (TUBE)

No.3734


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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