激しい競争になっているところで…

激しい競争になっているところで
戦いを挑んでも、勝利を収めるためには、
猛烈な投資が必要だ。
私のような凡人は、
競争の激戦区で勝てるとは思わない。
従って、猛烈にやる気が出る好きなことの中で、
できるだけ人気のない分野を選ぶようにしている。

しかし、注意が必要である。
好きなこと×人気のないことを
選んでいると、場合によっては、
“変人”となってしまうリスクがある。
変人は、面白そうなことは言うが、
他人と共通言語でコミュニケーションできない。
それではまずい。

(日経BPサイト、山本真司)

人気のあるところばかりに、
群がっていると、人間が
ありきたりになってしまう可能性は
たしかにあると思います。

もちろん、
今は何が流行しているか、
何がヒットしているかを、
自分なりにとらえるために
そういうものにふれる勉強も
あるでしょうが、

自分の才能を伸ばすこととかを
考えるときに、必ずしも、
人気のある分野に、
自分の道があるとは限らない。

だからと言って、
わざわざ、人気のない分野を選び、
誰にも通じないコミュニケーション
しかできなくなるのも、
確かに微妙なところ…

出会った瞬間に、
自分の道がすぐに分かれば、
一番楽ではあるけれど、
なかなかそうはいかない時間もある。

もちろん、そういう、
いろんなことを学ぶために、
無駄な時間を体験するのも、
答えにたどり着くための
プロセスとして必要なこともあるだろう。

最後は、感性で感じて、
心と意志で判断するしかない。

人生の仕事として、
どういったことをしていくか、と。

(参考)30歳からの成長戦略(山本真司)

No.3750


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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