わからなくなるのは幸せである。
やるべきことがわかるからである。
わからなくなるのは、わかってきた証拠。
(大学生のためのレポート・論文術、小笠原喜康)
わかってる、
と思えるポジションに
ずーっといるのは、
もしかしたら、
わからなくなることに
立ち向かっていないから
かもしれない。
そんなふうに考えるくらい、
余裕をもてた方がいいな。
きっと、
余裕がないから、
「わかってる」
「知ってる」
「問題はない」
という状態に
すがりついてしまう。
生きているうちに、
知らないことに1つしか
出会わない人と、
知らないことに1000も
出会う人と、
どっちが人生豊かか、
っていったら、
やっぱり後者だと思う。
そりゃあ、
バカの場合も
あるかもしれないけれど、
そうだとしても、
知らないことに出会うくらい、
がんばっている方がいい。
知っていることだけで、
安心したくて、
知るべきことすら
知らない状態にいるのは、
自分の人生がもったいない。
人生の豊かさは、
知っていることが
いくらかあるかじゃなくて、
知らないことに
いくら出会えたかだというモノサシ。
これ、いいと思う。
No.3775