この世には根性を貫いたがゆえに、…

この世には根性を貫いたがゆえに、
敗れ去った人だっていっぱいいる。
純粋であればあるほど、
この世では敗れざるを得ない。

(強く生きる言葉、岡本太郎)

精一杯やって、
ダメならしょうがない、
と覚悟してがんばって
敗れていく人がいる。

一方、
精一杯やっても、
ダメな可能性があるなら、
がんばるのはやめた、
とあきらめていく人もいる。

もちろん、
精一杯やって、
ダメな場合の覚悟もしていて、
ギリギリのところで
やり遂げられる人もいる。

敗れるか、
うまくいくかは、
最後の結果にすぎない。

そして、結果は、
人生という長い時間から見れば、
つかの間の出来事にすぎない。

新しい時間が流れて、
新しい課題や戦いが迫ってくれば、
また、別の結果に向けて、
時間は進んでいくだけなのだ。

敗れることはあっても、
あきらめることさえなければ、
人間は、成功からも、失敗からも、
成長というご褒美をもらえる。

正しいか正しくないか、
成功するか失敗するか、
幸せになれるかなれないか、
その答えが見つからないまま、

向き合わなければいけないことが
世の中には、けっこう多いかもしれない。

純粋に、一生懸命、がんばるしかない。
そこからしか、答えは見えてこない。
そういう覚悟が必要だと思います。

(参考)強く生きる言葉(岡本太郎)

No.3779


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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