なにもかもを受け入れるのなら
傷はつかない。
自分に合わない事も。
自分が嫌いな事も。
自分が認められない事も。
反発せずに受け入れてしまえば
傷はつかない。
なにもかもをはねのけるのなら
傷つくしかない。
自分に合ってる事も。
自分が好きな事も。
自分が認められる事も。
同意せずにはねのけてしまえば
傷つくしかない。
(空の境界、奈須きのこ)
瑪瑠さんからの投稿です。
悲しいときに、
泣かないようにすると、
なんだか、
あとで空しくなる気がする。
悔しいときに、
見栄を張って平然としていると、
その心をどこかに
置き去りにした感じがしてくる。
今朝、おじから電話をいただき、
祖母が亡くなった、という連絡。
まったく突然というわけじゃないけど、
心の準備が万全だったとも言えない。
15歳までいっしょに住んでいて、
バッチャと呼んでいた祖母だけに、
心のなかは、複雑な気がします。
バッチャなりの人生を歩んだんだな、
という安堵感と、
もう少し何か出来たかな、
という後悔みたいなもの、と…
この後悔っていうのが、
くせ者で、それを100％認めてしまえば、
なんだか、心が崩れそうでいて、
とは言っても、認めたところで、
「人生は、後悔するもんだ」
っていうのをあきらめ半分で
受け入れている自分もいるようにも思う。
どんな感情も、
受け入れてしまえば、
次に進めるかもしれない。
後悔したくないと、
はねつけてしまうと、
かえって後悔する羽目になる。
後悔してもいいんだ、
それを覚悟の上でがんばっていくんだ、
って思えたら十分だなって、今は思える。
(参考)空の境界(奈須きのこ)
No.3798
