私たちの生活のなかで、
自分がコントロールできること、
自分の実力でできることは、
せいぜい2%ではないかと思います。
残りの98%は、いうなれば「運」です。
運とはなんでしょうか。
私は、人とのコミュニケーションから
もたらされるものを、すべて
運と呼ぶのではないかと考えています。
自分にやれることが2%しかないとしても、
その2%の部分をきちんと誠実にこなしていれば、
残りの98%を占める
他人とのコミュニケーションに、
必ずいい影響が出てきます。
(女に生まれたら、コレを読め、勝間和代)
自分に起きている良いことを、
すべて、自分の努力だけのおかげだ、
っていうのは、やはり傲慢かもしれない。
勝間さんは、
98%は運だ、
と表現している。
これは、人それぞれの考え方で
いいんじゃないだろうかと思う。
その98%を、
神様のおかげ、
と解釈する人もいるだろうし、
あの人のおかげ、
と信じている人もいていい。
いずれにしろ、
自分が2%のところをしっかりやったから、
うまくいったこと。
自分のやるべきことを
しっかりやってくれる人のことは、
やっぱり、助けたくなる。
それも、やらない人とは、
関わりたくないのが人間。
天佑自助、
天は自ら助くる者を助く、
Heaven helps those who help themselves.
っていうことなんでしょう。
これは、自分に
すごーく自信のある人にとっては、
そんなことはない、
と否定したくなること
かもしれないけれど、
考えようによっては、
とりあえず、自分にやれることをがんばれば、
たとえ、それが全体の2%くらいのことでも、
精一杯がんばれば、なんとかなるかもしれない、
って思えることで、
とっかかりが楽になるような気もします。
世の中がそういう仕組みなら、
2%くらいがんばってやろう、
っていうことでいいんですよ、きっと。
No.3815