どうあがいたって、
受け止めなくていけないものが
たくさんある。
どうもがいたって、
変わらない現実がいくつもある。
だけど、それを和らげる方法は
いくつかあるはずだ。
(卵の緒[7’s blood]、瀬尾まいこ)
生きていくということは、
何かしらあがくことだと思います。
そのあがきが、
自分についてのことだったら、
まだ解決できる。
けれど、
それが他人に対してだったら、
さらにストレスを生み、
さらに無駄なあがきを
したくなる衝動を生むだけ、
ってこともあります。
いい話、いい本、
いろんないいことを
聞かされたり、知らされた時に、
よし、自分の
この行動から変えよう!
って思うのは、
正解でしょう。
そうじゃなくて、
この人にここを変えてもらたい、
あの人にこれを言ってやろう、
それをやらせよう、
って思うことは、
ちょっとズレている。
そこは、
受け止めなければいけない現実
でしかないかもしれない。
もちろん、
自分のことについてだって、
受け止めることで解決する現実、
っていうのもあるでしょう。
受け止めて、
今やれることだけを考える。
あの時やればよかったことを
考えすぎない。
それが大切なのでしょう。
(参考)卵の緒(瀬尾まいこ)
No.3855