50%も可能性があるならば、
必ず勝てます。
(ダウン・ツ・ヘヴン、森博嗣)
わたしの記憶では、
バレーボール、
テニス、卓球だけしか
思い浮かばないが、
それらのスポーツに
共通しているルールとして、
デュースというものがある。
本来は、11得点(卓球)、
あるいは25得点(バレー)などを
対戦相手より速く取れば、
勝ったことになるのだけれど、
10-10(卓球)、あるいは
24-24(バレー)になった時には、
11-10、25-24でゲーム終了とはせず、
2点差がつくまで続けられる。
だいたい、
このようなゲーム状況に
なった際には、
実力が競っているか、
実力とは関係ない要因で
決まってしまうことも多いため、
勝てる可能性は、
50%と言ってもいいような気がする。
しかし、それは
あくまでも、可能性だ。
たとえば、10-4とかで、
かなりリードしていた状況から、
10-10に追いつかれた場合などは、
双方の可能性は
50%くらいの同程度のはずだが、
追いつかれた方の心理的には、
20%くらいにしか思えないこともある。
そんなことを踏まえれば、
可能性が1%だろうが、
50%だろうが、10%だろうが、
結局は、やってみないと分からない。
統計には、見えないあいまいさが
含まれているから、分からないのだ。
数字に縛られず、
自分の可能性に賭ける人間で
ありたいなって思います。
(参考)ダウン・ツ・ヘヴン(森博嗣)
No.3874