小さな負けを受け入れる度量…

言い返したくなる人は、
小さな負けを受け入れる度量が
ないわけです。人生の目盛りが
小さいのかもしれません。

オセロゲームのように、あとで
大きく勝てばいいではありませんか。

(頭のいい人、悪い人の思考法、藤沢晃治)

「そうかもしれないね」

という言葉が
なかなか出てきません。

「ん?、じゃなくて」
「というか…」
「違う、違う」

という言葉で始まって、
言い返しを始めてしまう。

で、自分で言っていながら、
そんなに違わないこと、
あるいはただ言い直しているだけ
のことに気づいたりする。

言葉として、
自分のボキャブラにあるものしか
受け入れられなくなっている。

そんな気がします。

実際、勝ち負けなんて
ないのですが、
ちょっとしたことでも、
自分の思い通りを貫きたい…

われながら、
自分って狭いなぁ
と苦笑してしまいます。

小さな負けを
たくさん出来ることは、
大きな勝ちを
手に入れる秘訣と思えれば、
いくらか耐えられるんでしょうけど、

その時には、それが見えていない。

小さな勝ちにこだわり、最後には、
大きな負けをしているのが現実。

それじゃ、もったいない。
小さな負けをいっぱいしよう。
それが、本当の力につながる。

(参考)頭のいい人、悪い人の思考法(藤沢晃治)

No.3895


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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