勝手に先を急いではならぬ。…

おまえはなかなか賢いが、気が短い。
勝手に先を急いではならぬ。

知識とは、歩んで身につけるものだ。
走れば、取りこぼすものの方が
多くなってしまう。

(英雄の書、宮部みゆき)

知識を、急いで身につけると、
それだけの時間しか持たない。

しっかり身につけたものは、
それだけの時間キープできる。

しかし、
もう古くなりつつある知識を
ゆっくりとそのまま
身につけたところで、
使いものにはならない。

古くなりつつあるものに、
何か手を加えて新しいことへ
発展させるために身につけるか、

新しい知識を
しっかりと身につけないと
きっと活かす場は少ないだろう。

知識がこぼれないように、
ちゃーんと吸い取って
学びつづけていく。

人生は、
間違いなく、
そういう学ぶことの
連続だから、

それができるような習慣を
身につけた人は儲けもの。

ただいま、高校入試の勉強中、
というわが家の三女は、

「何のために勉強するんだろう」
「これを勉強して何になるんだろう」

という疑問をいつも抱えながら、
机に向かっている様子。

たしかに、役に立たないだろうと思う。
けれど、自分にいい学び方を
若いうちに身につけておけば、
自分が将来にも楽できるのだ。

そういうことを伝えようと思い、
向き合っているのだが、
そういう説教じみた知識こそ、
とりこぼされてしまうんだろうなぁ。

結局、自分で見つけたことが
一番、頭に残っていくから。

(参考) 英雄の書(宮部みゆき)

No.4031


人生の短さについて(セネカ)

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