自分の小ささ

あさのあつこ,いい言葉
明日一日生き延びて何かに出会ったとき、
自分の世界がいかに小さなものだったか、
わかることがある。そういうものに
出会える可能性がいっぱいあるんだということ。
明日一日だけでいいからちょっと生き延びてみたら、
一冊の本に出会える、だれかに出会える、
だれかの一言に出会える。あるいは風景、音楽、絵。
なんでもいい、自分を取り囲む
壁みたいなものの一部分がバタっと向こうに倒れて、
その向こうに見たこのない世界が広がっている。

(チュウガクセイのキモチ、あさのあつこ)


生き延びれば、小ささに気づく。
1日分、何かしら成長したことになる。
しんどいこともあるかもしれないが、
生き延びれば、何かを得ている。
生き延びなければ、そこで終わる。

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