一つの悩みをもつことは、…

一つの悩みをもつことは、
むしろプラスにつながる場合が多い。
したがって、
その一つの悩みからも
逃げようとは考えない。
それはそれとして認めて、
どうそれと取り組んでいくかを考える。

私は、そういう姿にこそ、
人生の生きがいというものが
あるのではないかと思っている。

(人を活かす経営、松下幸之助)

子どもたちが夏休みに入って、
わが子らの能力に
向き合う機会が多くなったな、
と感じます。

それは、きっと、
放っておけば、
時間をムダにするだろうから、
読書感想文でも、学校が薦める課題でも、
やらせてみようと思うからでしょう。

子ども自身が
望んでいることじゃないから、
意外と簡単に、
壁にぶちあたります。

もちろん、
やる気の壁もありますが、
能力の壁というものもあるわけです。

親としては、
その壁にぶちあたって、
悩みます。

うーん、どうしたら
乗り越えられるかと。

けれど、一方では、
どうにでもなれと
投げ出したい気分にも襲われる。

あきらめて、
投げ出してしまえば、
本当に楽ですからね。

しかし、結局は、
今投げ出しても、
後になって、別の壁に
ぶち当たることがわかっています。

だから、しょうがない、
という気持ちで、
ちゃんと向き合う覚悟になる。

そういう覚悟が出来た時に、
不思議と突破口が見つかる。

世の中には、
絶対に逃げられない部分がある。
けれど、何かしら、
それを乗り越える道もある。
そう思います。

(参考)人を活かす経営(松下幸之助)

No.4315


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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