椅子取りゲームに…

椅子取りゲームに
負けたからと言って、
しあわせまで
奪われるわけではない。

(我が家の問題、奥田英朗)

子供の頃の、
お楽しみ会とか、
イベントの時には、

椅子取りゲームを
よく遊んでいた気がする。

それが面白くして、
自分の娘たちにも
遊ばせたりした。

椅子の周りを歩かせるときに、
流すBGMのボリュームを
いじるのが面白くて、

音楽が止まれば、
自分の椅子をゲット
しなくちゃいけないんだけど、

すれすれのところまで、
ボリュームを下げたり、
また戻したりとしているなかで、
子供たちのリアクションを
見るのが楽しかったもんです。

ゲームには、
やっぱり得意、不得意がある。

椅子取りゲームで勝つには、
流れに乗って回りながらも、
自分が座れそうな椅子を
ちゃんと見定めていないと勝てない。

世の中も、
そんな椅子取りゲームに
似ている気がしてくる。

いろんな椅子、
立場、地位、仕事、関係が
用意されている。

それを、どのタイミングで
勝ち取れるかの競争だ。

ただ、
用意された椅子に座れなくても、
自分の座る椅子くらい、
自分で用意できたら人生は大丈夫、
っていうふうにも思う。

(参考)我が家の問題(奥田英朗)

No.4401

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